なんかずっと前のことを思い出した
きのこをたべて丘をひとりでふらふらしていたときに
気持ちいい場所ですわり上を見上げて木の葉が風で揺れるのをながめていた
きもちのいい風
風に揺らぐ葉
その葉をたべている虫
虫をたべる鳥
ビックバンからすべてが始まり
すべてがつながっていて役割があり
生きていて
楽しんでいて
輝いている
すべてはひとつで おれの命も 風も 葉っぱも虫も大差のないただのおなじ爆風の一部だということ
にきづいた
なのにいつのまにか人間はすべてをコントロールしようとし
檻のなかで生活する
檻の中で動物を飼い薬をいっぱい与えて ゾンビ肉を大量生産し
農薬で虫をいっぱいころしながらきれいな野菜をそだてる
あげくのはてに作りすぎのときとか形のわるい野菜はすてちゃう
あまったら肉もすてちゃう
遠く離れたところでは子供が腹ペコでしんでいく
戦争もなくならない
おれも川をよごしてつくられた機械の前にかじりついて写真を撮ったり編集したり
どこからきたのかどんな人が作ったのかもわからないものにかこまれて
汚された聖地の恩恵にさずかり生活している
矛盾の海の中をおよいでいる
自分の汚れがみにしみる
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