Saturday, February 19, 2011

フラッシュバック

なんかずっと前のことを思い出した

きのこをたべて丘をひとりでふらふらしていたときに 
気持ちいい場所ですわり上を見上げて木の葉が風で揺れるのをながめていた

きもちのいい風
風に揺らぐ葉 
その葉をたべている虫 
虫をたべる鳥 

ビックバンからすべてが始まり
すべてがつながっていて役割があり 
生きていて
楽しんでいて 
輝いている 
すべてはひとつで おれの命も 風も 葉っぱも虫も大差のないただのおなじ爆風の一部だということ

にきづいた

なのにいつのまにか人間はすべてをコントロールしようとし
檻のなかで生活する 
檻の中で動物を飼い薬をいっぱい与えて  ゾンビ肉を大量生産し
農薬で虫をいっぱいころしながらきれいな野菜をそだてる
あげくのはてに作りすぎのときとか形のわるい野菜はすてちゃう
あまったら肉もすてちゃう
遠く離れたところでは子供が腹ペコでしんでいく 
戦争もなくならない

おれも川をよごしてつくられた機械の前にかじりついて写真を撮ったり編集したり
どこからきたのかどんな人が作ったのかもわからないものにかこまれて
汚された聖地の恩恵にさずかり生活している


矛盾の海の中をおよいでいる
自分の汚れがみにしみる

No comments:

Post a Comment